特急いなほ(新潟〜酒田・秋田)割引&乗車ガイド【2017年度版】

特急いなほ

鳥海山をバックに走る特急『いなほ』

この記事では、特急『いなほ』の運賃・料金、時刻表、割引など、乗車前に役立つ情報をまとめました。

特急『いなほ』の基本データ

特急いなほ路線図

特急『いなほ』路線図(国土地理院「地球地図日本」データ、国土交通省「国土数値情報」鉄道データを元に、格安旅行ナビが加工・作成)

特急『いなほ』は、新潟〜酒田・秋田を結ぶJR東日本の特急列車です。

新潟県〜山形県〜秋田県の日本海側各都市に停車します。全区間の総所要時間は約3時間30分と、比較的長距離区間を走る列車です。

新潟駅では上越新幹線、秋田駅では秋田新幹線にそれぞれ接続します。また、秋田駅では特急『つがる』(青森行き)に接続します。

日本海側を走っているという地理的な事情もあり、冬季には雪や風の影響で運休や遅延が発生しやすくなる傾向があります。

特急『いなほ』の基本的なデータは以下のようになっています。

所要時間

約3時間30〜40分(新潟〜秋田)

使用車両

E653系電車

車両編成

7両編成(グリーン車1号車・普通車指定席2〜4号車・普通車自由席5〜7号車)

停車駅

新潟・豊栄・新発田・中条・坂町・村上・府屋・あつみ温泉・鶴岡・余目・酒田・遊佐・象潟・仁賀保・羽後本荘・秋田

特急『いなほ』と競合する交通機関

新潟〜秋田間や、新潟〜鶴岡・酒田、酒田〜鶴岡などの各区間を直通で結ぶ高速バスはありません(鶴岡〜酒田を結ぶ路線バスはあります)。

『いなほ』以外の移動手段としては、JRの在来線(普通・快速列車)で移動する方法があります。JRの在来線は新潟〜秋田間を直通で結ぶ在来線の列車はないので、途中駅での乗り継ぎが必要です。

在来線で移動する場合の運賃は4,750円で『いなほ』より安いですが、列車の運転本数も少なく、最短でも6時間30分以上の時間がかかります。コストパフォーマンスを考えると、長距離であればあるほど『いなほ』を利用する人のほうが多いでしょう。

特急『いなほ』の運賃・料金(主な区間)

次に、特急『いなほ』の運賃・料金(主な区間のみ)について確認します。大人1名が通常期に乗車するという条件です。こども運賃・料金は大人の半額です。

なお普通車指定席に乗車する場合、繁忙期はプラス200円、閑散期はマイナス200円の調整があります。繁忙期と閑散期のカレンダーはこちらで確認できます。

特急『いなほ』の運賃・料金(大人・通常期)
区間 普通車自由席 普通車指定席 グリーン車
新潟〜新発田 1,010円 1,530円 2,040円
新潟〜村上 2,070円 2,590円 3,100円
新潟〜鶴岡 3,930円 4,450円 5,990円
新潟〜酒田 4,750円 5,270円 6,810円
新潟〜羽後本荘 5,940円 6,460円 9,030円
新潟〜秋田 6,690円 7,210円 9,780円
秋田〜羽後本荘 1,270円 1,790円 2,300円
秋田〜酒田 3,280円 3,800円 5,340円
秋田〜鶴岡 3,610円 4,130円 5,670円
秋田〜村上 5,610円 6,130円 8,700円
秋田〜新発田 6,370円 6,890円 9,460円

特急『いなほ』の時刻表(主な駅)

以下の表は、主な駅の時刻表(2017年3月4日ダイヤ改正版)です。臨時列車の時刻は表示していません。

その他の駅の時刻については、JR東日本の時刻表をご覧ください。

下り(新潟→酒田・秋田)
列車名 新潟発 鶴岡着 酒田着 秋田着
いなほ1号 08:27 10:18 10:37 12:04
いなほ3号 10:58 12:45 13:05
いなほ5号 12:33 14:20 14:39 16:04
いなほ7号 15:01 16:51 17:11 18:41
いなほ9号 17:17 19:12 19:31
いなほ11号 19:04 20:51 21:11
いなほ13号 21:20 23:10 23:29
上り(秋田・酒田→新潟)
列車名 秋田発 酒田発 鶴岡発 新潟着
いなほ2号 05:28 05:47 07:31
いなほ4号 06:46 07:05 08:51
いなほ6号 09:01 09:20 11:04
いなほ8号 09:15 10:47 11:06 12:57
いなほ10号 12:58 14:26 14:46 16:33
いなほ12号 15:57 16:17 18:01
いなほ14号 16:35 18:04 18:23 20:07

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特急『いなほ』の割引

特急『いなほ』で利用できる割引は、以下のようなものがあります。

  • きらきら日本海パス(坂町〜羽後本荘)
  • JR東日本の株主優待割引券
  • 学生割引(学生限定)

それぞれの内容について、以下で簡単に紹介します。

きらきら日本海パス(坂町〜羽後本荘)

きらきら日本海パスは、JR東日本が発売しているフリーきっぷです。連続する2日間、フリー区間内の普通列車・快速列車が乗り放題になります。特急券を別に購入すれば、特急『いなほ』にも乗車できます。

特急『いなほ』の区間で、きらきら日本海パスのフリー区間に含まれているのは、坂町〜羽後本荘間です。フリー区間外の区間にまたがって乗車するには、その区間の乗車券と特急券も必要です。

【価格】
大人:2,570円
小人:930円

JR東日本の株主優待割引券

JR東日本は、自社の株主向けに株主優待割引券を発行しています。

きっぷを購入する際に株主優待割引券1枚を提示すると、運賃・料金がそれぞれ2割引(2枚なら4割引)になります。

距離の制限はないので、なるべく長距離区間(例えば新潟〜秋田)で株主優待割引券を使ったほうがお得です。

株主優待割引券を入手するには、JR東日本の株主になるのが一番普通の方法ですが、金券ショップで入手する方法もあります。

株主優待割引券についてさらに詳しくは、以下の記事をご覧ください。

 JR東日本の株主優待割引券で新幹線・特急列車に安く乗る

学生割引(学生限定)

JRが学生向けに提供している学生割引を利用する方法です。片道の営業キロが101キロを超えるという条件で、運賃が2割引になります。

特急『いなほ』の場合、営業キロが101キロを超えている区間(酒田〜秋田など)が学生割引の対象になります。

新潟〜村上(60.7km)は101キロ以下なので割引が適用されません。乗車する区間の営業キロについてはこちらで確認できます。

特急『いなほ』の予約

特急『いなほ』の指定席券は、全国の駅にある『みどりの窓口』や、旅行会社の窓口で予約・購入できます。自由席の場合、予約は必要ありません。

インターネット予約については、JR東日本が運営するインターネット予約サイト『えきねっと』で予約・購入できます。

インターネット予約の場合、きっぷの受取場所には注意が必要です。『えきねっと』はJR東日本、JR北海道の駅でのきっぷ受け取りができます。

きっぷの買い方(予約方法)全般については、以下の記事をご覧ください。

 新幹線(特急列車)きっぷの買い方ガイド

最新の空席状況については、『えきねっと』かJRサイバーステーション(6時30分〜22時30分まで)で確認できます。

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