
大阪海遊館
『大阪ぐるりんパス』は、JR西日本が発売しているお得なきっぷです。
大阪までの往復新幹線きっぷと、USJなど観光施設の入場券、大阪エリアの交通機関乗り降り自由がセットになっています。
以下では、『大阪ぐるりんパス』の詳しい内容について紹介します。
大阪ぐるりんパス(JR西日本)
目次
『大阪ぐるりんパス』の主な特徴
新幹線往復+観光施設の入場券+大阪自由周遊区間乗り放題がセット
具体的に言うと、以下の内容がセットになっています。
- 出発地〜大阪の新幹線(特急列車)普通車指定席往復
- 観光施設の入場券
- 周遊エリア内の指定交通機関乗り放題(大阪市交通局・京阪中之島線・JR自由周遊区間が乗り放題)
設定されている出発地は、北陸エリアと山陽エリアの各駅です。北陸エリアは敦賀〜黒部宇奈月温泉間の各駅、山陽エリアは岡山〜下関間の各駅に出発地が設定されています。
観光施設の入場券は以下の内容が付いています。
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン入場予約券
- 海遊館
- 天王寺動物園
- キャプテンライン
- 大阪港観光船(サンタマリア)
- 大阪水上バス(アクアライナー)
- 大阪城天守閣
- 通天閣
- 交通科学博物館
- 空中庭園展望台
- 大阪歴史博物館
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン入場予約券は、1デイ・スタジオ・パスや2デイ・スタジオ・パスなど、希望の券種を選択することが可能です。
2名以上での利用が必須
大阪ぐるりんパスは、2名以上が同一行程で旅行する場合にのみ利用できます。1名からでは購入できないので注意が必要です。
有効期限は3日間
有効期限は3日間です。3日以内に旅程を完了させる必要があります。
繁忙期にも利用可能
通年で利用できるので、年末年始やゴールデンウィークなどの繁忙期にも利用できます。
利用開始日当日に購入可能
きっぷの購入条件に多い、前日までの購入という条件はありません。利用開始日当日にも購入可能です。
『大阪ぐるりんパス』の発売期間・利用期間(2017年度)
発売期間
2017年3月1日(水) ~ 2018年3月31日(土)
利用期間
2017年4月1日(土) ~ 2018年4月2日(月)
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『大阪ぐるりんパス』の価格
以下の表に、主な出発地の価格を示しました。USJの「1デイ・スタジオ・パス」(おとな7,600円、こども5,100円)をセット購入した場合の価格です。他の券種(例えば2デイ・スタジオ・パスなど)を購入した場合は、価格が変わってきます。
出発地 | 大人 | 中高生 | こども |
---|---|---|---|
岡山 | 19,120円 | 16,520円 | 10,220円 |
広島市内 | 24,620円 | 20,520円 | 13,220円 |
福井 | 18,620円 | 16,020円 | 10,220円 |
金沢 | 21,120円 | 18,020円 | 11,220円 |
富山 | 22,720円 | 19,120円 | 11,920円 |
普通にきっぷを購入する場合と比較してみましょう。広島市内発の場合で比較してみます。
大人1名が広島市内からユニバーサルシティ駅(USJの最寄駅)まで新幹線『のぞみ』の普通車指定席と普通列車で往復する場合の運賃・料金は、20,880円です。「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 1デイ・スタジオ・パス」の価格をプラスすると、28,480円です。
大阪ぐるりんパス(大人・広島市内発)の価格が24,620円なので、3,860円トクになる計算です。
まとめ
『大阪ぐるりんパス』を紹介しました。中国地方や北陸地方など西日本各地にお住まいの方が大阪をめいいっぱい観光するのに便利なきっぷです。
2名以上に発売という条件がついているので、家族旅行などのグループでの旅行に適しています。
『大阪ぐるりんパス』は対象となっている入場施設が多く、すべての施設は1日では廻りきれないぐらいです。
ある程度目的が決まっているのであれば日帰りでも行けないことはないですが、数日程度滞在したほうがこのきっぷの効果を最大限に発揮できます。