先日名古屋方面に用事があったので、帰りはウィラー・トラベルのバス「ウィラーエクスプレス」の昼行便に乗ってみることにしました。ということで今回は簡単な乗車レポートです。
名古屋駅から終点の東京駅まで所要時間は約6時間、座席のタイプは「リラックス」(プライベートモニター付き)です。料金は4,000円です。予約が割と直前だったので、名古屋〜東京(4列シート車)の相場より少し高いかもしれません。

名古屋駅
名古屋駅を出発
名古屋駅を午前11時に出発です。天気は曇り。湿度はやや高いですが、あまり暑くなくて心地いい感じです。
集合場所は名古屋駅の太閤通口を出てすぐの所にある「ゆりの噴水」前に指定されています。大きくて特徴的なオブジェなので、すぐに発見できます。
集合時刻になるとウィラーの係員の方が登場するので、係員に自分が乗車する旨を伝えます。そして係員に乗車場所として少し離れたところを指示されるのでそちらに向かいます。しばらく歩くと、ウィラーのバスが目に入って来ました。
さっそく乗車です。乗務員は二人体制です。車内に入るとぱっと目に入ってくるのピンクの独特なカラーリング。そして座席の手前にはモニターとゲームコントローラーが備え付けてあります。
リクライニングの部分が動くのは当然ですが、フットレスト部分もレバーで動くようになっています。また、頭の部分に「カノピー」と呼ばれる覆いが付いていて、頭の部分を隠せるようになっています。
乗車率は70%程度だったでしょうか。自分の隣に人はいませんでした。座席の圧迫感はあまり感じませんでしたが、隣に人がいるともちろん違ってくるでしょう。冷房が効いていましたが、必要なかったので冷房をカットします。
備え付けのモニターではテレビや映画、音楽などを楽しめるようになっています。テレビは3チャンネル入るようになっていました。NHKが見たかったのですが、入らないようで残念。トンネルを通ることもあるので、テレビは時々途切れます。
設備で気になったのはトイレがついていない!ということ。ウィラーのバスでもトイレのあるバスとないバスがあるので、体調に不安のある方は、事前にトイレの有無を確認してから予約するほうがいいでしょう。シートタイプの比較表で、トイレの有無を確認できます。
名古屋駅を出たバスはすぐに東名高速道路に入ります。車内ではモニターのテレビを見つつ、読書をして過ごしました。
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牧の原サービスエリアで休憩
途中休憩は2回です。名古屋駅を出発してから1時間45分ほど経過後、最初の休憩場所、静岡県の「牧の原サービスエリア」で25分間の休憩です。
牧の原サービスエリアはこじんまりとしたサービスエリアでした。レストラン等はありますが、休憩は25分間なのでちゃんとした昼食を取るには微妙な時間です。結局おにぎりなどの軽食を購入し、車内で食べることにしました。
牧の原サービスエリアを出て、再び走行です。高速道路なのであまり車窓に変化というのはないのですが、東名高速道路は海沿いを通る区間もあります。空が曇っていたので、富士山は見えず残念。牧の原サービスエリアを出て約2時間。バスは静岡県から神奈川県に入ります。
海老名サービスエリアで休憩
神奈川県の海老名サービスエリアで2回目の休憩(25分間)です。この海老名サービスエリアはかなり大きなサービスエリアで、牧の原サービスエリアとはかなり趣が異なっていました。
海老名サービスエリアの中は多くの飲食店がひしめいていて、従来のサービスエリアのイメージではなく、ちょっとした「デパ地下」といった感じです。活気に満ちていて、歩いているだけで楽しいところでした。
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東京駅に到着
海老名サービスエリアを出たら、もう終点が見えてきます。車窓はかなり都会的な風景になり、ビルが多くなって来ました。
バスは東名高速道路を出て首都高速を経由し、最初の停留所である浜松町バスターミナルに到着。そして浜松町バスターミナルから、約20分で終点の東京駅に到着します。
ゴールの東京駅丸の内口に到着です!時計を見ると、なんと30分以上も前倒しでの到着でした。昼行便の場合、早く着きすぎて困ることはないのすが、少しびっくりしました。
東名高速道路での渋滞がほとんどなかったからかもしれません。ただ普通は早く着くことはあまり当てにしないほうがいいでしょう。高速バスなので、渋滞などで遅れるのが普通ぐらいに思っておいたほうがいいと思います。
今回は昼行便だったので、移動そのものの辛さというものはあまり感じず、快適といっていいものだったと思います。
もちろん夜行バスになるとまた雰囲気が違ってくるのだろうと思います。読んでいただいてありがとうございました。
ウィラーエクスプレス公式サイト