青春18きっぷで関東〜名古屋を一周・東海道本線編の続きです。今回のルートは復路(中央本線)なので、名古屋〜中津川〜塩尻〜甲府〜橋本です。
スポンサーリンク
名古屋〜中津川
いよいよ復路・中央本線ルートのスタートです。年明けの1月2日、朝9時ごろに名古屋駅に着きました。
JRセントラルタワーズのツインタワーが、かなりの威圧感で迎えてくれました。駅ナカにある高島屋の入口前には、初売?でかなりの人が並んでいて驚きです。

名古屋駅
少し考えた結果、名古屋からは中津川まではセントラルライナーに乗ることにしました。

セントラルライナー
セントラルライナーは主に通勤・通学用の快速列車だと思うのですが、休日でも運転しているんです。
セントラルライナーは整理券の310円が必要なので、ホームにある券売機で整理券を購入しました。
この整理券に座席位置が指定されています。車内はほとんど混んでいなくて車両も新しく、かなり快適でした。
沿線の風景は中津川駅に進むにつれて人家がまばらになっていき、これからいよいよ木曽の山の中へ入っていくという予感を感じさせました。
中津川〜塩尻
中津川駅に到着しました。次の接続列車がすぐに来ないので、ここで1時間半ほど待つことに。
特急しなのに乗ってしまえば時間も短縮できて楽だしかなり迷ったのですが、せっかく決めたルールなのでじっと我慢。
もちろん特に理由がなければ、普通に特急列車でワープしたほうが絶対にいいです。駅の待合室から入れるそば屋さん(根の上そば)があったので、腹ごしらえをすることにしました。
350円のたまごそばだったのですが、素朴で何となくまた食べたくなる味です。

たまごそば
少し時間があったので、中津川駅前を散歩することにしました。正月なのですが、あまり人も歩いていません。
中津川周辺は将来リニア中央新幹線の駅ができることが決まっています。まだかなり先の話ですが、この辺りもいずれは様変わりするんでしょうか。

中津川駅
中津川から塩尻までは、結構新しい車両で移動です。この中津川から塩尻までの区間は始めて通ったのですが、これほど鄙びた感じだとは思っていなかったのでかなり新鮮でした。

坂下駅
沿線には大きな店らしい店もほとんどないような感じで、木曽の山村を縫って走るという感じでした。外国人旅行者の方が南木曽駅で降りていきました。

原野駅
車窓はチラチラと雪が舞い散り、塩尻に近づけば近づくほど雪が深くなっていきました。心なしか寒さも増してきたような感じです。

日出塩駅
そして今回のルートで最北の地、塩尻駅に到着。中津川〜塩尻の区間はとても山深く、印象的な区間でした。

塩尻駅からの眺め
塩尻駅で接続列車を30分ぐらい待つことに。午後2時ぐらいだったのですが、外の温度は0度とのこと。確かに寒いはずです。
スポンサーリンク
塩尻〜甲府
塩尻からは結構古めかしい車両で移動です。中津川〜塩尻の山間地域を離れ、この辺りから人の出入りも少し賑やかになってきました。
上諏訪駅に差し掛かった辺りで、諏訪湖がチラッと見えます。混雑度はそれほどでもなかったので楽だったのですが、ロングシートはやはり疲れます。
今回のルートで一番疲れたのがこの区間だったかもしれません。読書をしながら1時間ぐらいひたすら耐えました。
そして甲府駅に到着です。久しぶりに来た甲府駅は結構新しくなってました。
ご当地グルメの「鳥もつ煮」も食べてみたかったのですが時間がなくて断念。
甲府〜八王子〜橋本
甲府始発の普通列車に乗り込みました。ここに来てようやく終点が近づいて来た感じです。
もう6時近くになっていたので、暗くて車窓を楽しむこともできません。もう少し早い時間に乗っていれば、相模湖も見られたかもしれません。
ちなみにこの区間はトンネルがかなり多いです。ボックスシートでしたが、混雑度はそれほどでもなく楽といえば楽でした。
八王子駅に2時間程度で到着。横浜線に乗り換えて、ようやくゴールの橋本駅に到着です!かなり疲労してはいましたが、心地よい疲労と言えばそうだったかもしれません。
まとめ
キロ数
- 往路(東海道本線ルート):橋本⇒名古屋(340.7km)
- 復路(中央本線ルート):名古屋⇒橋本(358.3km)
総キロ数:699.0km
交通費
- 青春18きっぷ2枚分:4,600円(実際の入手コストはもっと高いが、便宜上定価の日割り価格で計算)
- グリーン車料金(茅ヶ崎〜熱海):550円
- セントラルライナー整理券:310円
合計:5,460円
今回、東海道線と中央本線という対照的な路線を楽しむことができました。
東海道本線は海沿いの路線、中央本線は山間を縫って走る路線ということで海と山、両方を楽しめたという感じです。
疲労度に関して言えば、東海道本線のほうが総合的に疲労度が上だったというのは少し意外でした。
全体的に通して思ったのは、普通列車でも頑張ればある程度は行けるんだということです。
体力的にはそれなりに消耗しますが、接続の列車をちゃんと調べて、体調管理を万全にしていればそれほど疲れないと感じました。
今回決めたルールを守り通したことは良かったですが、もっと下調べをしておけばいろいろとスムーズに事が進んだと思うのが反省点です。次回はまたどこか別のルートに挑戦してみたいと思います。