
近鉄電車
目次
『近鉄週末フリーパス』とは?
近鉄週末フリーパスは、近鉄(近畿日本鉄道)が発売しているフリーきっぷです。土日を含む連続した3日間、近鉄の普通列車が乗り放題になります。
以下では、近鉄週末フリーパスの詳しい内容について紹介します。
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『近鉄週末フリーパス』の主な特徴
土日を含む連続した3日間、近鉄全線の普通列車が乗り放題
土日を含む連続した3日間とは、金曜日〜日曜日や、土曜日〜月曜日の組み合わせになります。
近鉄全線にはどの地域が含まれているかというと、名古屋から三重県を含む東海地方、京都・大阪・奈良の近畿地方の結構広い範囲です。京都・奈良、伊勢神宮など、観光スポットも多いです。
特急列車に乗車するには、特急券を別に購入
特急『アーバンライナー』や特急『伊勢志摩ライナー』などの特急列車に乗車するには、特急券を別に購入する必要があります。
乗車開始日の前日までに購入する必要がある
『近鉄週末フリーパス』は、乗車開始日の1ヶ月前から前日までの発売です。乗車開始日の当日には購入できないので、注意する必要があります。
葛城山ロープウェイが半額
葛城山ロープウェイ(奈良県御所市)の運賃が、半額(大人往復1,500円→750円)になります。
近鉄週末フリーパスの発売期間・利用期間
近鉄週末フリーパスの発売期間・利用期間は、通年です。
近鉄週末フリーパスの価格
【大人】4,200円
【小人】2,100円
近鉄週末フリーパスで元を取るには、どれだけの区間に乗車すればいいでしょうか?大人1名が主な区間に乗車する場合の片道運賃を見てみます。
ここでいう「元を取るために必要な乗車回数」とは、近鉄週末フリーパスの大人価格4,200円を、各区間の大人片道運賃で割った数です。
区間 | 運賃(片道) | 元を取るために必要な乗車回数 |
---|---|---|
京都〜近鉄奈良 | 640円 | 7回 |
京都〜大阪難波 | 960円 | 5回 |
近鉄名古屋〜伊勢市 | 1,470円 | 3回 |
近鉄名古屋〜近鉄奈良 | 2,290円 | 2回 |
近鉄名古屋〜大阪難波 | 2,410円 | 2回 |
近鉄名古屋〜近鉄奈良や近鉄名古屋〜大阪難波などの区間は、2回乗車すれば元が取れます。このように、ルートによっては往復するだけで元が取れます。
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近鉄週末フリーパスの発売場所
近鉄主要駅(特急券うりばのある駅)およびKNTツーリスト・近畿日本ツーリスト主要支店・営業所
関連するきっぷ
近鉄週末フリーパスに関連するきっぷを紹介します。有効期間や価格にはそれぞれ細かい違いがあります。
関西1デイパス
関西1デイパスは、京阪神エリアのJRが1日乗り放題になるきっぷです。JRでの日帰り旅行に便利なきっぷです。価格(大人)は3,670円です。
まとめ
近鉄週末フリーパスを紹介しました。東海・近畿の近鉄エリアを3日以上観光される方にとって便利なきっぷです。
近鉄週末フリーパスは土日を含む3日間有効なので、土日以外のもう1日使えるのがポイントです。3連休やゴールデンウィークなどの移動に威力を発揮します。
近鉄の路線は東海・近畿の結構広い範囲をカバーしているので、移動範囲を広く取ることができます。
特急券を購入しないと特急に乗車できないのはデメリットですが、3日間トータルで4,200円なので他のフリーきっぷと比較するとリーズナブルです。