この記事では、東京〜那覇(沖縄県那覇市)の移動手段(公共交通機関)をまとめました。
東京〜那覇間の位置
まず、東京〜那覇の位置について確認しておきましょう。東京〜那覇の直線距離は1560.3kmです。東京駅とゆいレールの県庁前駅の距離で計算しました。
東京〜那覇の移動手段
そして、東京と那覇を結ぶ主な移動手段は、以下の通りです。
- 飛行機(LCC)
- 飛行機(フルサービス)
それぞれの移動手段について、以下で詳しく見ていきましょう。
フェリー(海路)について
マルエーフェリー株式会社は、2014年12月7日で旅客フェリー東京〜那覇航路の運航を終了しています。2023年現在、東京〜那覇間を海路で直接移動する手段はありません(貨物船を除く)。
また、海路で本土と沖縄を結ぶ旅客フェリー航路は、マルエーフェリーとマリックスラインが共同で運航する鹿児島~奄美~沖縄航路のみ(2023年10月時点)です。
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飛行機
以下では、格安航空会社(LCC)とフルサービスの航空会社(LCC以外)に分けて見ていきます。
飛行機(LCC)
片道費用6,380〜44,670円
所要時間約2時間30分〜3時間(成田空港発着の場合)
航空会社 | 路線 | 運賃 |
---|---|---|
ジェットスター・ジャパン | 成田〜那覇 | 6,380〜43,190円 |
ピーチ・アビエーション | 成田〜那覇 | 6,390〜44,670円 |
ジェットスター・ジャパンとピーチ・アビエーションが成田〜那覇線を運航しています。
LCC(格安航空会社)の特徴は、なんといっても運賃の安さです。ただ運賃は時期によって変動の幅が大きく、繁忙期には既存の航空会社並に運賃が高くなることもあります。
なおLCCは成田空港発着なので、空港までのアクセス時間も含めると羽田空港発着の航空会社より所要時間が長くなります。
また、LCCは手荷物に関して別料金(一定の重量をオーバーした場合)を設定しています。手荷物が多い場合は超過料金がかかるので、費用全体ではLCC以外の航空会社とあまり差がないケースもあります。
LCCでは期間限定のセールがよく実施されます。通常の運賃よりさらに安くなるので、航空会社のWebサイトを逐次チェックしておくといいでしょう。
飛行機(フルサービス)
片道費用9,740〜75,850円
所要時間約2時間15分〜2時間25分(羽田空港発着の場合)
航空会社 | 路線 | 運賃 |
---|---|---|
ANA | 羽田〜那覇 | 12,710〜73,810円 |
JAL | 羽田〜那覇 | 11,610〜75,850円 |
成田〜那覇 | ※ジェットスターとのコードシェア便 | |
スカイマーク | 羽田〜那覇 | 9,910〜40,110円 |
茨城〜那覇 | 9,740〜39,840円 | |
ソラシド エア | 羽田〜那覇 | 10,410〜51,710円 |
フルサービスの航空会社は、ANA(全日空)、JAL(日本航空)、スカイマーク、ソラシドエアです。
運賃はANAとJALよりもスカイマークのほうが割安で、利用できる割引も多いです。
各社とも普通運賃は基本的に割高ですが、割引を利用することで費用をある程度安くすることが可能です。
割引はいずれも「早割」タイプの割引運賃です。だいたい28〜55日前までの予約・購入が必要です。予定が決まっている場合は早めに予約手続を進めるほうがいいでしょう。
また、 ANAやJAL、スカイマークは羽田空港発着の路線を就航しています。東京都心方面にアクセスするなら、羽田空港発着路線を持つ航空会社のほうが便利です。
航空券の検索・予約(PR)
航空券の価格(最安値)を絞りこむなら、エアトリ (旧 DeNAトラベル)が便利です。LCCも含めた各航空会社の航空券を、一括して検索・予約できます。
宿泊の予定があるなら、航空券とホテルがセットになった旅行商品を利用するのも選択肢の一つです。楽天トラベルの「楽パック」などがその一例です。
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まとめ
東京〜那覇の移動手段を表にしてまとめると、以下のようになります。
交通機関 | 費用(片道) | 所要時間 |
---|---|---|
飛行機(LCC) | 6,380〜44,670円 | 約2時間30分〜3時間 |
飛行機(フルサービス) | 9,740〜75,850円 | 約2時間15分 〜 2時間25分 |
- マルエーフェリーの東京〜那覇航路休止(2014年12月)により、東京〜沖縄間の移動手段は、飛行機のみになりました。交通手段の選択肢は少なくなりましたが、LCC(格安航空会社)のネットワーク拡大で、時期とタイミングによっては、片道1万円以下の運賃で東京〜那覇間を移動することも可能です。
- LCCは成田空港発着なので、成田空港から目的地までのアクセスについても考慮する必要があります。
- 東京都心方面へのアクセスを重視するなら、ANAやJALのほうが利便性が高いです。また上でも述べたように、手荷物が多い場合はLCCは超過料金がかかってくるので注意が必要です。