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大阪市内〜関西空港の移動手段(アクセス)まとめ【2023年度版】

関西空港

関西国際空港

近年、関西空港を発着するLCC(格安航空会社)が増え、関西空港への移動手段にも注目が集まっています。この記事では、大阪市内と関西国際空港(関西空港)の移動手段(アクセス)をまとめました。

大阪市内〜関西空港の移動手段

大阪市内〜関西国際空港の地図

大阪市内〜関西国際空港の地図(国土地理院「地球地図日本」データ、国土交通省「国土数値情報」鉄道データを元に、格安旅行ナビが加工・作成。2021年時点のデータを元に作成)

大阪市と関西空港の移動手段には、大きく分けて以下のようなものがあります。

  • リムジンバス
  • 特急『はるか』(JR)
  • 関空快速(JR)
  • 特急『ラピート』(南海電鉄)
  • 空港急行(南海電鉄)

それぞれの方法について、以下で見ていきましょう。

なお発着地はJRの場合は大阪駅新大阪駅、南海電鉄の場合はなんば駅、バスの場合は大阪駅を発着地点として、運賃と所要時間を計算しています。

リムジンバス

関西空港交通のリムジンバス

関西空港交通のリムジンバス(Photo by Comyu licensed under CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons)

所要時間約50分(大阪駅〜関西空港)
片道費用1,600円(往復2,900円)※日帰り往復乗車券は2,300円

大阪空港交通・関西空港交通・阪神バスが、大阪・京都・神戸など各地と関西空港を結ぶ空港リムジンバスを共同で運行しています。

リムジンバスのメリットは、運転本数が多く、発着地が多いことです。また、往復だと運賃が若干安くなります。

リムジンバスを利用する場合、渋滞に巻き込まれると予定到着時刻に間に合わなくなることもあるという点には注意が必要です。

特急『はるか』(JR)

特急はるか

特急『はるか』

所要時間約50分〜1時間10分(新大阪駅〜関西空港駅)
片道費用2,590〜3,890円

特急『はるか』(新大阪〜関西空港間)の運賃・料金
座席 運賃・料金
普通車自由席 2,590円
普通車指定席 3,120円
グリーン車 3,890円

特急『はるか』は、JR西日本が運転する特急列車です。米原・京都・新大阪・天王寺などの各駅と関西空港を結びます。

新大阪駅・京都駅・米原駅で新幹線に乗り換える予定があるなら、特急『はるか』が便利です。

定価のきっぷを購入する以外に、以下のような割引きっぷが利用できます(2023年10月現在)。いずれも、e5489会員向けのきっぷです。

※『はるか指定席きっぷ』は、2023年3月16日で発売終了になりました。

関空快速(JR)

関空快速

関空快速(写真:PIXTA

所要時間約1時間(大阪駅〜関西空港駅)
片道費用1,210円

関空快速は、京橋・大阪・天王寺方面と関西空港を結ぶJR西日本の快速列車です。日中は、約15分間隔で運転されています。

関空快速は、特急『はるか』が停車しない大阪駅、京橋駅などにも停車します。停車駅が多い分、所要時間は長くなります。

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特急『ラピート』(南海電鉄)

特急ラピート

特急ラピート(南海電鉄)

所要時間約40分(難波駅〜関西空港駅)
片道費用1,490〜1,700円

特急『ラピート』は、なんば駅〜関西空港駅を結ぶ南海電鉄の特急列車です。関西空港への速達列車として、JRの特急はるかと二分する存在です。

定価のきっぷの価格は上に示したとおりですが、以下のようなきっぷを利用することも可能です。

関空トク割 ラピートきっぷ

関空トク割 ラピートきっぷは、特急『ラピート』の片道割引乗車券・特急券です。普通にきっぷを購入するよりも140円安くなります。

特別な理由がなければ、普通のきっぷを購入するよりも関空トク割 ラピートきっぷを購入するほうがおトクです。

関空トク割ラピートきっぷの価格
種類 大人 小児
レギュラーシート 1,350円 680円
スーパーシート 1,560円 890円

ようこそ大阪きっぷ

ようこそ大阪きっぷは、特急『ラピート』の片道割引乗車券・特急券と大阪市営地下鉄・ニュートラム・バス全線1日フリー乗車券がセットになったきっぷです。

関西空港発の設定のみで、難波方面発の設定はありません。価格は1,690円(大人)です。

空港急行(南海電鉄)

空港急行(南海電鉄)

空港急行(南海電鉄)

所要時間約50分(なんば駅〜関西空港駅)
片道費用970円

空港急行は、南海電鉄が運転する特急料金が必要ない列車です。所要時間は特急ラピートより長く、停車駅は多いです。なんば〜関西空港への移動手段の中では、一番リーズナブルです。

※『関空ちかトクきっぷ』は、2023年9月30日で発売終了になりました。

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まとめ

大阪市⇔関西空港の移動手段について、表にしてまとめると以下のようになります。

大阪⇔関西空港の移動手段
交通機関 時間 費用(片道)
リムジンバス 約50分 1,600円
特急『はるか』(JR) 約50分 2,590〜3,890円
関空快速(JR) 約1時間 1,210円
空港急行(南海電鉄) 約50分 970円
特急『ラピート』(南海電鉄) 約40分 1,490〜1,700円
  • 鉄道を選択するなら、JRと南海電鉄の2つの選択肢があります。梅田方面(新大阪駅・大阪駅)ならJR、難波方面なら南海電鉄と住み分けはできているので、選択はあまり難しくありません。運賃・料金は、南海電鉄のほうが安い傾向があります。
  • Osaka Metroの駅が最寄駅なら、地下鉄のきっぷとセットになったきっぷ(関空地下トクきっぷ)もあります。
  • 鉄道以外を利用するなら、リムジンバスは発着地が多いという点で便利です。
※上では紹介しなかった方法として、「神戸・関空ベイシャトル」を利用する方法があります。「神戸・関空ベイシャトル」は、神戸空港と関西空港を結ぶ高速船で、所要時間約30〜40分というスピードが特徴です。神戸空港海上アクセスターミナルまでの移動が少し面倒なのですが、神戸市寄りにお住まいの方なら「神戸・関空ベイシャトル」は一つの選択肢として考えられます。
※この記事の内容は、交通事情の変化などの動向に対応して随時修正・更新します。

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