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東京〜水戸の移動手段まとめ【2024年度版】

水戸・偕楽園

水戸・偕楽園

東京〜水戸(茨城県水戸市)の移動手段(公共交通機関)をまとめました。東京発、水戸発の両方向からの移動が対象です。

東京〜水戸の距離

東京〜水戸の地図

東京〜水戸の地図(国土地理院「地球地図日本」データ、国土交通省「国土数値情報」鉄道データを元に、格安旅行ナビが加工・作成。2020年時点のデータを元に作成)

まず、東京〜水戸の距離について確認しておきましょう。東京駅〜水戸駅の直線距離は約100km、JRの営業キロは121.1kmです。

東京〜水戸の移動手段

そして、東京〜水戸の移動手段には、主に以下のようなものがあります。

  • 高速バス
  • 鉄道(快速列車)
  • 鉄道(特急ひたち・ときわ)

それぞれの移動手段について、以下で比較・検討していきましょう。

高速バス

みと号

みと号

片道費用2,100〜4,100円
所要時間約1時間50分〜2時間20分(東京駅〜水戸駅間の場合)

※新型コロナウィルスの影響により、一部の高速バスが運休になっている場合もありますのでご注意ください。最新情報については、各バス会社のWebサイトをご覧ください。

東京〜水戸間の高速バス(2024年6月調査時点)
高速バス 運賃 時間帯
みと号 2,100〜2,250円 昼・夜
羽田空港線 3,400〜4,100円 昼・夜
東京ディズニーリゾート線 2,680円 昼・夜

上の表は、東京〜水戸間の高速バス一覧です。羽田空港線は羽田空港への直行バス、東京ディズニーリゾート線は東京ディズニーリゾートへの直行バスなので、東京都心方面と水戸を結ぶ高速バスは『みと号』のみです。

『みと号』について

『みと号』は茨城交通、JR関東バス、関東鉄道バスが共同運行する高速バスです。

『みと号』の運転本数はかなり多く、昼は10〜20分間隔で運転されています。渋滞などがあれば、到着が遅れる場合もあります。

『みと号』は先着順座席定員制で、予約は必要ありません。

なお東京駅0時に出発する『みと号』は、『ミッドナイトみと号』(※2024年6月時点で運休中)と呼ばれています。『ミッドナイトみと号』は予約制で、運賃は3,200円と『みと号』より高くなっています。

レール&高速バスライド

レール&高速バスライドは、高速バス『みと号』と、鉄道『つくばエクスプレス』を乗り継ぐことができる制度です。

具体的には埼玉県の八潮パーキングエリアで『みと号』を下車して、約6分程度の場所にある八潮駅でつくばエクスプレスに乗り換えます。

乗り継ぎ乗車券は100円と、通常の乗車券(八潮〜秋葉原館の片道運賃は480円)より安くなっています。みと号の普通運賃と合わせると片道で2,350円です。

秋葉原方面に移動する場合は、レール&高速バスライドを利用するのが便利です。

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鉄道(快速列車)

常磐線の快速列車

JR常磐線の快速列車

片道費用2,310円(グリーン料金を含めない場合)
所要時間約2時間20分〜(東京駅〜水戸駅)

JR常磐線の快速列車で品川・東京・上野〜水戸間を移動する方法です。

品川〜東京〜上野を経由して茨城方面に至る常磐線のルートは、別名『上野東京ライン』とも呼ばれています。

以前、東京方面〜水戸方面を移動するには、上野駅での乗り換えが必要でした。しかし2015年3月14日の上野東京ライン開通で、品川・東京〜水戸駅を直通で移動できるようになりました。

ただし品川・東京〜水戸を直通で結ぶ快速列車の運転本数は少なく、上野駅や途中の土浦駅などで乗り換えが必要になる場合が多いです。

スピードは特急列車のほうが速いので、スピードを重視するなら特急列車の利用が無難です。特急列車については、下の項目(特急ひたち・ときわ)で紹介しています。

グリーン車に乗車する

常磐線の快速列車には、多くの列車にグリーン車が連結されています。グリーン券を別に購入することで、グリーン車で快適に移動することができます。

東京駅・上野駅〜水戸駅の場合は営業キロが100kmを超えているので、必要なグリーン料金は1,550〜1,810円です。

鉄道(特急ひたち・ときわ)

特急ひたち

特急『ひたち』

概算費用3,330〜6,160円
所要時間約1時間15分〜1時間25分(東京駅〜水戸駅)

JR東日本の特急列車『ひたち』『ときわ』に乗車する方法です。

東京〜水戸の移動手段の中では所要時間が最も短いので、スピードを重視する場合は特急『ひたち』『ときわ』が最適です。

※上野〜水戸間で以前運転されていた特急『スーパーひたち』『フレッシュひたち』は、2015年3月14日の上野東京ライン開通後、名前が変わっています。『スーパーひたち』→『ひたち』、『フレッシュひたち』→『ときわ』です。

『ひたち』と『ときわ』の違いについて

『ひたち』(速達タイプ)と『ときわ』(停車タイプ)の違いは、停車駅所要時間です。『ひたち』のほうが『ときわ』より停車駅が少なく、所要時間も短いです。一部の『ひたち』は、上野〜水戸駅をノンストップで走ります。

また、『ときわ』は水戸駅止まりの列車がほとんどですが、『ひたち』はいわき駅まで走ります。

『ひたち』『ときわ』ともに自由席の設定はありません。

特急『ひたち』『ときわ』のきっぷ

定価のきっぷを購入するのは比較的割高ですが、割引を利用することで、ある程度費用を抑えることが可能です。

以下の表は、大人1名が通常期に『ひたち』または『ときわ』の東京〜水戸間に乗車する場合のきっぷ価格を比較したものです。

特急ひたち・ときわ(東京〜水戸)のきっぷ一覧
きっぷの種類 価格(大人・片道)
在来線チケットレス特急券(トク割) 3,330円
チケットレス割引(普通車指定席) 3,790円
定価のきっぷ(普通車指定席) 3,890円
チケットレス割引(グリーン車) 6,060円
定価のきっぷ(グリーン車) 6,160円

※2022年3月12日のダイヤ改正で、グリーン車料金が改定(値上げ)になりました。

『在来線チケットレス特急券』『チケットレス割引』のきっぷは、JR東日本が運営するインターネット予約サイト『えきねっと』で購入できます。

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まとめ

東京〜水戸の移動手段について表にしてまとめると、以下のようになります。

東京〜水戸の移動手段
交通機関 費用(片道) 所要時間
高速バス 2,100〜4,100円 約1時間50分〜2時間20分
鉄道(快速列車)  2,310円 約2時間20分〜
鉄道(特急ひたち・ときわ) 3,330〜6,160円 約1時間15分〜1時間25分
  • スピードを重視するなら、特急列車を利用するのがベストです。特急『ひたち』『ときわ』は運転本数もかなり多く、約1時間20分前後で東京〜水戸間を移動することが可能です。
  • 通常の特急列車のきっぷは比較的割高ですが、『えきねっと』の割引きっぷも利用できます。
  • もう少し費用を抑えるなら、高速バスや快速列車の利用が選択肢になります。いずれも運転本数は多いです。
  • 快速列車で少しでも楽に移動したいという場合は、グリーン料金を支払ってグリーン車で快適に移動することも可能です。

この記事の内容は、交通事情の変化に対応して随時更新していく予定です。

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