東京〜軽井沢の移動手段(公共交通機関)をまとめました。東京から軽井沢、軽井沢から東京、両方からの移動が対象です。
目次
東京〜軽井沢の距離
まず、東京〜軽井沢の距離を確認しておきましょう。JR東京駅〜JR軽井沢駅の直線距離は約126km、新幹線の営業キロは146.8kmです。
東京〜軽井沢の移動手段一覧
そして、東京〜軽井沢の移動手段(公共交通機関)には、以下のようなものがあります。
- 高速バス
- JR在来線+JRバス
- 新幹線
それぞれの方法について、以下で見ていきましょう。
高速バス
片道費用2,350〜3,500円
所要時間約3時間〜
高速バスで、東京〜軽井沢を移動する方法です。
高速バスは、東京〜軽井沢の移動手段の中でもリーズナブルな移動手段です。
2024年4月調査時点で、東京〜軽井沢間では以下の高速バスが運行されています。バスの運転本数は、新宿・池袋・練馬〜軽井沢線が最も多いです。
高速バス | 運賃 |
---|---|
新宿・池袋・練馬〜軽井沢線 | 2,350〜2,900円 |
渋谷〜軽井沢・草津線 | 3,000〜3,500円 |
JR在来線+JRバス
片道費用2,830円(グリーン車に乗車する場合は別にグリーン料金が必要)
所要時間約3時間30分〜
(費用と所要時間は東京駅〜軽井沢駅間で計算)
JR在来線とJRバスを利用する方法です。つまり新幹線を利用せずに、普通列車・快速列車とバスを乗り継いで移動します。
JR軽井沢駅は新幹線の駅なので、JRの在来線だけでたどりつくことのできる経路がありません。
そのため、東京駅から軽井沢の手前にある横川駅まで在来線で移動し、横川駅〜軽井沢駅間はJRバス(運賃は520円)に乗車する形になります。バスの所要時間は約34分です。
ちなみにこのJRバスは碓氷峠のアップダウンとカーブが多い道を通るので、車酔いをする方は注意が必要です。
青春18きっぷのシーズンには、青春18きっぷで東京駅〜横川駅間を移動することも可能です。
東京駅〜横川駅間の乗り継ぎに関しては、ジョルダンの青春18きっぷ検索が参考になります。
ただ、JRバス(横川駅〜軽井沢駅)には青春18きっぷで乗車できないので注意してください。別に運賃を支払う必要があります。
スポンサーリンク
新幹線
所要時間約1時間10分〜
片道費用4,060〜11,440円
新幹線(北陸新幹線)で移動する方法です。
- 東京〜軽井沢の移動手段の中では、最速の移動手段です。
- 以前は長野新幹線という名称でしたが、2015年3月14日の北陸新幹線開通後は、『北陸新幹線』に統一されました。
- 軽井沢駅に停車する北陸新幹線の列車は、「あさま」と「はくたか」です。「かがやき」は、軽井沢駅には停車しません。
- 「あさま」と「はくたか」では「はくたか」のほうが停車駅がやや少ないです。
以下の表は、東京〜軽井沢間の新幹線きっぷの一覧(2023年8月時点)です。表を普通車、グリーン車、グランクラスにそれぞれ分けて示しました。
- 大人1名が通常期に乗車する場合の片道価格です。
- 普通車は背景を白、グリーン車は背景を緑、グランクラスは背景を水色で示しました。
- グランクラスは「あさま」(飲料・軽食なし)と「はくたか」(飲料・軽食あり)で、料金が異なります。
- 「お先にトクだ値」と「えきねっとトクだ値」は「あさま」のみの設定です。
※2020年以降の変更点
- モバイルSuica特急券(スーパーモバトクを含む)は、2020年3月13日乗車分でサービス終了になりました。
- eきっぷ(東京〜上越妙高の各区間)は、2020年3月13日乗車分で発売終了になりました。
- 新幹線eチケットが、2020年3月14日から発売開始されました。
- タッチでGo!新幹線が、2021年3月13日から発売開始されました。
- 新幹線回数券(普通車)が、2021年6月30日で発売終了(利用期間は2021年10月10日まで)になりました。
- グリーン車料金・グランクラス料金が、2022年3月12日のダイヤ改正で改定(値上げ)になりました。
- 2022年10月1日から、『はくたか』のグランクラス「飲料・軽食あり」サービスが「飲料・軽食なし」サービスに変更されました。
きっぷの種類 | 価格 | 備考 |
---|---|---|
新幹線eチケット(トクだ値14)(あさま) | 4,060円 | えきねっと会員限定 |
新幹線eチケット(トクだ値1)(あさま) | 5,230円 | えきねっと限定 |
タッチでGo!新幹線 | 5,490円 | 自由席のみ |
定価のきっぷ(自由席) | 5,490円 | |
新幹線eチケット | 5,820円 | えきねっと限定 |
定価のきっぷ(指定席) | 6,020円 |
きっぷの種類 | 価格 | 備考 |
---|---|---|
新幹線eチケット(トクだ値14)(あさま) | 5,650円 | えきねっと限定 |
新幹線eチケット | 8,090円 | えきねっと限定 |
定価のきっぷ | 8,290円 |
きっぷの種類 | 価格 | 備考 |
---|---|---|
新幹線eチケット | 11,240円 | えきねっと限定 |
定価のきっぷ | 11,440円 |
『お先にトクだ値』『えきねっとトクだ値』について
『お先にトクだ値』と『えきねっとトクだ値』は、JR東日本のポータルサイト「えきねっと」(会員登録無料)の会員が購入できる割引きっぷです。
列車・席数・区間限定のきっぷで、一番安い『お先にトクだ値』は、乗車日の13日前までの申込みが必要です。
『お先にトクだ値』も『えきねっとトクだ値』もあまり席数が多くないので、なるべく早めの申込みが必要です。
パッケージツアーを利用する
新幹線で軽井沢へ行く場合、パッケージツアーを利用するという選択肢もあります。
新幹線チケットとホテル宿泊がセットになったパッケージツアーは、新幹線やホテルを個別に手配するよりも、費用全体を抑えられるケースが多いです。日帰りのパッケージツアーもあります。
JR東日本系列の旅行会社『びゅう』が、軽井沢行きのパッケージツアーを販売しています。
【びゅう】びゅうJRで行く国内ツアー|えきねっと
スポンサーリンク
まとめ
東京〜軽井沢の移動手段を、表にまとめました。
交通機関 | 費用(片道) | 所要時間 |
---|---|---|
高速バス | 2,350〜3,500円 | 約3時間〜 |
JR在来線+JRバス | 2,830円 | 約3時間30分〜 |
新幹線 | 4,060〜11,440円 | 約50分 |
- スピードを重視するなら、やはり新幹線の選択がベストです。
- 新幹線の運賃・料金は他と比較すると高いですが、えきねっとの割引きっぷを利用することで、費用をある程度抑えることが可能です。
- 少しでもリーズナブルに移動するなら、高速バスやJR在来線+JRバスを利用する方法があります。
- JR在来線での移動は少し面倒ですが、青春18きっぷの季節などには格安で移動できる方法です。