東京〜熊本(熊本県熊本市)の移動手段をまとめました。東京から熊本、熊本から東京の両方向からの移動を対象としています。
以下では、東京〜熊本の鉄道や飛行機など、各移動手段の費用や所要時間などを比較・検討しています。移動を検討されている方の参考になれば幸いです。
東京〜熊本の距離
まず、東京〜熊本の距離について確認しておきましょう。東京〜熊本(東京駅〜熊本駅)の直線距離は894km、JRの営業キロ(新幹線)は1,293kmです。
そして、東京〜熊本の移動手段には、以下のようなものがあります。
- 鉄道(新幹線)
- 飛行機
それぞれの移動手段について、以下で詳しく見ていきましょう。
鉄道(新幹線)
片道費用25,930〜36,460円
所要時間約7時間
新幹線で東京〜熊本間を移動する方法です。
- 東京〜熊本間では直通の新幹線が走っていないので、乗継ぎが必要です。乗継ぎ駅は新大阪駅や博多駅などです。
- 東京駅〜熊本駅間は営業キロが601キロを超えているので、往復する場合は、往復割引が適用になります。往復割引が適用される場合、ゆき・かえりの乗車券がそれぞれ1割引になります。
以下の表は、東京〜熊本間の運賃・料金(2022年6月23日以降)です。
- 大人1名が通常期に、新幹線『のぞみ』(東京〜博多)、新幹線『さくら』(博多〜熊本)を利用するという条件で計算しています。
- 九州新幹線の料金は、2022年6月23日に改定されました。
座席タイプ | 片道 | 往復 |
---|---|---|
普通車自由席 | 25,930円 | 48,800円 |
普通車指定席 | 27,630円 | 52,200円 |
グリーン車 | 36,460円 | 69,680円 |
宿泊する場合
新幹線で東京〜熊本を往復し、かつホテルに宿泊する場合、新幹線チケットと宿泊がセットになったJRセットプランというタイプの旅行商品を利用する方法があります。
新幹線やホテルを個別に手配するより、費用全体が安くなるケースが多いです。特に東京〜熊本のような長距離区間の場合に、コスト削減の余地が大きいです。
東京〜熊本間を新幹線(普通車指定席)で普通に往復すると5万円以上しますが、セットプランは宿泊付きで5万円以下の商品もあります。
【日本旅行】JR・新幹線+宿泊セットプラン
飛行機
片道費用6,490〜57,670円
所要時間1時間50分〜2時間5分
飛行機で東京〜熊本を移動する方法です。以下の表は、東京(成田・羽田)〜熊本の航空路線一覧です。運賃は2022年11月時点での情報です。
航空会社 | 路線 | 運賃 |
---|---|---|
ANA | 羽田〜熊本 | 9,270〜57,670円 |
JAL | 羽田〜熊本 | 8,900〜50,320円 |
ソラシド エア | 羽田〜熊本 | 7,270〜44,370円 |
ジェットスター・ジャパン | 成田〜熊本 | 6,490〜39,960円 |
- 2014年に、ジェットスター・ジャパンが成田〜熊本線を就航しました。LCC(格安航空会社)としては、初の熊本就航です。ジェットスターは時々セールを開催するので、上で示した運賃よりもさらに安くなる可能性があります。
- 注意すべき点としては、ジェットスターは成田空港発着だということです。成田空港〜東京都心方面へのアクセスを考えると、ジェットスター以外の航空会社のほうがが総額としては安くなる可能性もあります。
- 都心へのアクセスを重視する場合は、他の航空会社のほうが便利です。また、ジェットスターなどのLCCは、重量オーバーの手荷物が別料金になるという点にも注意が必要です。
- 手荷物の料金も含めると、条件によっては他の航空会社とあまり変わらない費用がかかることもあります。
- 上に挙げた航空会社の航空券は、エアトリ で一括検索・比較が可能です。格安航空会社(LCC)の航空券も予約・購入できます。
その他の移動手段について
最後に、その他の移動手段について補足します。
- 東京〜熊本間で直通の高速バスは運行されていません(2022年11月時点)。福岡や大阪で高速バスを乗り継いで移動することは可能ですが、かなり時間がかかります。
- 東京〜熊本間で、JRの在来線で移動することも可能です。ただ、移動に少なくとも2日間は必要で、あまり現実的な方法ではありません。
まとめ
東京〜熊本の移動手段について、表にしてまとめると以下のようになります。
交通機関 | 費用 | 所要時間 |
---|---|---|
鉄道(新幹線) | 25,930〜36,460円 | 約7時間 |
飛行機 | 6,490〜57,670円 | 1時間50分〜2時間5分 |
- 基本的に、鉄道か飛行機の二択になりますが、距離的に飛行機が、まず第一の選択肢になります。
- 何らかの理由で飛行機ができない場合は、第二の選択肢として新幹線を利用することも考えられます。新幹線には時間通りに運行する「定時性」に優れているというメリットがあります。
- 他の移動手段もありますが、時間がかかりすぎるという点であまり現実的ではありません。