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『新幹線よかよかきっぷ』は、JR西日本が発売している新幹線の往復きっぷです。博多〜小倉・新下関・厚狭の新幹線きっぷが、行きと帰りの2枚セットになっています。
以下では『新幹線よかよかきっぷ』の詳しい内容について紹介します。
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『新幹線よかよかきっぷ』の主な特徴
博多〜小倉・新下関・厚狭間の新幹線往復きっぷ
『新幹線よかよかきっぷ』は博多〜小倉・新下関・厚狭間の新幹線往復きっぷです。
博多〜小倉・新下関・厚狭間の新幹線きっぷが、『ゆき』と『かえり』の2枚セットになっています。
博多〜小倉間は博多発と小倉発の両方の設定がありますが、新下関・厚狭〜博多間に関しては、新下関発と厚狭発の設定のみで、博多発の設定はありません。
新幹線の普通車自由席(『のぞみ』『みずほ』を含む)に乗車可能です。
土日祝日やゴールデンウィーク、年末年始に利用できる
土日祝日、ゴールデンウィークや年末年始の期間中に使えます。平日(月曜日〜金曜日)には利用できません。
日帰り限定で利用可
『新幹線よかよかきっぷ』の有効期間は1日間です。日帰り限定で利用できます。
前日までの購入が必要
『新幹線よかよかきっぷ』は、乗車日の前日までの購入が必要です。乗車日当日には購入できないので注意が必要です。
e5489とみどりの券売機限定発売
『新幹線よかよかきっぷ』は、e5489とみどりの券売機限定での発売です。
『新幹線よかよかきっぷ』の発売期間・利用期間(2022年度版)
発売期間
〜 2023年3月25日(土)
利用期間
〜 2023年3月26日(日)の土日祝日
ゴールデンウィーク(2022年4月29日~5月8日)、年末年始(2022年12月30日〜2023年1月3日)は、毎日利用可能です。
『新幹線よかよかきっぷ』の発売場所についてはこちらをご覧ください。
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『新幹線よかよかきっぷ』の価格
出発駅 | おとな | こども |
---|---|---|
博多発 | 3,100円 | 1,550円 |
小倉発 | 3,100円 | 1,550円 |
新下関発 | 5,000円 | 2,500円 |
厚狭発 | 7,800円 | 3,900円 |
普通に新幹線のきっぷを購入する場合、正規の運賃・料金(往復・普通車自由席)が4,320円なので、『新幹線よかよかきっぷ』を使うと1,170円安くなる計算(博多・小倉発の場合)です。割引率は27.1%です。
次に、『新幹線よかよかきっぷ』と博多〜小倉(北九州)間の他の移動手段を比較してみます。以下の表は、大人1名が福岡〜北九州(博多〜小倉)を日帰りで往復する場合の比較です。
きっぷ(移動手段) | 運賃・料金(往復) | 所要時間(片道) |
---|---|---|
西鉄高速バス(往復乗車券) | 2,500円 | 約1時間20分 |
JR在来線(鹿児島本線快速) | 2,620円 | 約1時間10分 |
新幹線よかよかきっぷ | 3,100円 | 約17分(のぞみ号利用) |
特急『ソニック』普通車自由席 | 3,820円 | 約42分 |
新幹線『のぞみ』普通車自由席 | 4,320円 | 約17分 |
まとめ
JR西日本の『新幹線よかよかきっぷ』を紹介しました。
土日祝日やゴールデンウィーク、年末年始に、新幹線で博多〜小倉・新下関・厚狭間を『安く速く』日帰り往復するのに便利なきっぷです。
このきっぷのメリットは、乗車日当日に購入可能で使いたいときに使えるという手軽さと、価格の安さです。
上の表で見たように、コストだけを比較するなら、JRの在来線や高速バスで移動するほうが安くなります。しかしスピードを重視するなら、やはり新幹線が便利です。
『新幹線よかよかきっぷ』の注意点は、日帰り以外には使えないという点です。また、平日には利用できないので注意が必要です。