目次
『Wきっぷ』(ダブルきっぷ)はJR東日本が発売している2枚つづりの回数券です。区間は仙台〜福島、仙台〜山形、福島〜郡山など、主に東北地方の短距離区間に設定されています。
以下では『Wきっぷ』の内容をまとめました。
Wきっぷ(JR東日本)
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『Wきっぷ』の主な特徴
乗車券が2枚つづり
乗車券が2枚つづりになっています。往復で利用、または片道で1枚ずつ使うことも可能です。
区間設定は主に東北地方(仙台・福島など)の短距離区間
区間は仙台〜福島、仙台〜山形、福島〜郡山など主に東北地方の短距離区間に設定されています。
特急券を別に購入すれば新幹線・特急列車にも乗車できる
特急券を別に購入すれば、新幹線や特急列車にも乗車できます。乗車できる新幹線の区間は、仙台〜福島、福島〜郡山などの区間です。
なお仙台〜福島の場合は、別に発売されている『新幹線Wきっぷ』を利用したほうが安くなります。
有効期間は1ヶ月間
有効期間は1ヶ月と、比較的長めの設定になっています。
『Wきっぷ』の発売期間・利用期間
発売期間
通年
利用期間
通年
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『Wきっぷ』の価格
主な区間の価格を掲載します。参考として、所定の往復運賃(大人)との割引率も計算しています。
区間 | Wきっぷ | 運賃(往復) | 割引率 |
---|---|---|---|
仙台〜福島 | 1,560円 | 2,680円 | 41.8% |
仙台〜山形 | 1,560円 | 2,340円 | 33.3% |
郡山〜会津若松 | 1,900円 | 2,340円 | 18.8% |
郡山〜福島 | 1,460円 | 1,720円 | 15.1% |
ちなみに高速バスの運賃ですが、JRバス東北と福島交通の仙台〜福島間の2枚つづり回数券が2,000円です。
また、宮城交通の仙台〜山形線の2枚つづり回数券は1,700円です。
いずれのケースも、『Wきっぷ』のほうがリーズナブルです。
まとめ
『Wきっぷ』を紹介しました。仙台〜山形、仙台〜福島などを安く往復するのに便利なきっぷです。
もちろん往復だけでなく、片道で1枚ずつ使うことも可能です。上で見たように、特に仙台〜福島の割引率が高いです。バスや通常の運賃と比較してもお得です。
このWきっぷは普通列車用ですが、新幹線の自由席に乗車できる「新幹線Wきっぷ」も発売されています。