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名古屋〜京都の移動手段まとめ【2023年度版】

京都タワー

京都タワー

名古屋〜京都間の移動手段をまとめました。名古屋発と京都発、両方向からの移動が対象です。

名古屋〜京都間の距離

名古屋〜京都の地図

名古屋〜京都の地図(国土地理院「地球地図日本」データ、国土交通省「国土数値情報」鉄道データを元に、格安旅行ナビが加工・作成)

名古屋〜京都間の距離を確認しておきましょう。名古屋駅〜京都駅の直線距離は104.3km、新幹線の営業キロは147.6kmです。

名古屋〜京都間の主な移動手段

そして、名古屋〜京都の移動手段には、主に以下のようなものがあります。

  • 高速バス
  • 鉄道(近鉄)
  • 鉄道(JR在来線)
  • 鉄道(新幹線)
  • 車(高速道路)

それぞれの移動手段について、以下で比較・検討していきましょう。

なお大阪〜名古屋の移動手段については、以下の記事をご覧ください。

 大阪〜名古屋の移動手段まとめ

高速バス

名鉄バス

名鉄バス

片道費用1,400〜3,770円
所要時間約2時間30分〜

高速バスで名古屋〜京都間を移動する方法です。

  • 高速バスは、名古屋〜京都の移動手段の中で、最もリーズナブルな移動手段です。
  • 名古屋〜京都間は比較的距離が短いので、昼行便の運行が多いです。

以下の表は、名古屋〜京都間の主な高速バス一覧です。運賃は2023年7月調査時点での運賃です。

※新型コロナウィルスの影響により、一部の高速バスが運休になっている場合もありますのでご注意ください。最新情報については、各バス会社のWebサイトをご覧ください。
名古屋〜京都間の高速バス一覧(2023年7月調査時点)
運行会社 運賃(片道) 時間帯 座席 備考
名神ハイウェイバス京都 1,400〜2,600円 4列 往復割引あり
青春大阪ドリーム名古屋号 2,600〜3,770円 4列
京都名古屋特急ニュースター号 2,000〜3,600円 4列
ウィラーエクスプレス 1,700円〜 昼・夜 4列 高速長岡京バス停に停車

鉄道(近鉄)

近鉄特急ビスタカー

近鉄特急『ビスタカー』

片道費用3,130〜5,580円
所要時間約2時間50分〜

近鉄(近畿日本鉄道)の電車で、近鉄名古屋駅〜京都駅間を移動する方法です。

  • 近鉄の電車は、特急列車と特急列車以外(普通・快速急行・急行・区間準急・準急など)に大きく分けられます。
  • 特急列車に乗車する場合は、特急料金が必要です。
  • 近鉄名古屋駅〜京都駅間を直通で結ぶ電車はないので、1回以上の乗り継ぎが必要です。特急列車以外で移動する場合は、さらに数回の乗り継ぎが必要です。
  • 近鉄名古屋駅〜京都駅を特急列車で移動する場合、近鉄名古屋駅〜大和八木駅までは特急アーバンライナーなどに乗車し、大和八木駅で大和西大寺・京都方面の特急列車に乗り換えるのが基本的な方法です。
近鉄名古屋〜京都間の運賃・料金(大人・片道)
列車の種別 運賃・料金
普通・快速急行・急行・区間準急・準急 3,130円
特急(普通車) 5,060円
特急(デラックスカー) 5,580円

※2023年4月1日乗車分から運賃が改定(値上げ)されました。

近鉄で名古屋〜京都間を移動する場合、定価のきっぷを利用する方法以外に、下で紹介するおトクなきっぷ株主優待を利用する方法があります。

近鉄週末フリーパスを利用する

近鉄週末フリーパスは、近鉄が発売しているフリーきっぷです。金土日、または土日月の3日間、近鉄の路線が乗り放題になります。価格は4,400円で、乗車予定日の前日までに購入する必要があります。

週末に名古屋〜京都間を移動する場合、近鉄週末フリーパスを利用することで、片道あたり2,200円と割安に移動できます。なお近鉄週末フリーパスで特急列車に乗車する場合、特急料金は別に支払う必要があります。

近鉄の株主優待を利用する

名古屋〜京都間の移動に、近鉄の株主優待を利用することもできます。近鉄の株主優待について詳しくは、以下の記事をご覧ください。株主優待を利用する場合、途中下車はできないので注意が必要です。

 近鉄の株主優待で近鉄に安く乗る

近鉄の株主優待は、金券ショップネットオークションなどで入手できます。入手コストをなるべく安く抑えるのがポイントです。

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鉄道(JR在来線)

東海道本線の列車

米原駅付近を走る東海道本線の列車(写真:PIXTA

片道費用2,310〜2,640円(名古屋〜京都の大人片道運賃)
所要時間約2時間40分〜2時間50分

JRの在来線(普通列車・快速列車)で移動する方法です。つまり、新幹線(特急列車)には乗車しません。

  • 新幹線(特急列車)と比べると時間はかかりますが、少しでもリーズナブルに移動するなら、在来線も選択肢の一つです。
  • 名古屋〜京都間で直通の普通・快速列車は走っていないので、1回以上は必ず乗り換えが必要です。乗継ぎの列車やルートを調べるには、ジョルダンの青春18きっぷ検索が便利です。
  • 名古屋〜京都間の在来線ルートはいくつかありますが、米原駅を経由する東海道本線ルートが、一番速くて列車の運転本数も多いです。
  • 安さで言えば、亀山駅柘植駅を経由する関西本線・草津線ルート2,310円)のほうが、東海道本線ルート(2,640円)より運賃が安くなります。

フリーきっぷを活用する

時期によっては、青春18きっぷ秋の乗り放題パスなどのフリーきっぷを利用することで、名古屋〜京都間を格安で移動することができます。

青春18きっぷの場合、1日あたりの価格は2,410円です。片道で名古屋〜京都間を移動するだけなら大した節約にはなりませんが、日帰りで名古屋〜京都間を往復するなら、かなりおトクになります。

一部区間で特急列車を利用する

名古屋〜京都の一部区間で、在来線の特急列車に乗車することも可能です。名古屋〜京都間を直通で結ぶ特急列車はないので、乗り継ぎが必要になってきます。

以下の表は、名古屋〜京都間で利用できる在来線特急列車の一覧です。

名古屋〜京都間で利用できる特急列車
特急列車名 乗車可能な区間 備考
ひだ 岐阜〜京都 京都に停車する列車は1日1往復のみ
しらさぎ 名古屋〜米原 運転本数が多い
はるか 米原〜京都 朝・夜の通勤時間帯に運転
びわこエクスプレス 米原〜京都 朝・夜の通勤時間帯に運転

例えば特急『しらさぎ』の普通車自由席で名古屋〜米原間を移動する場合、特急料金として1,200円が追加で必要です。

鉄道(東海道新幹線)

新幹線と京都タワー

東海道新幹線と京都タワー

片道費用4,600〜8,180円
所要時間約55分〜1時間10分

東海道新幹線で、名古屋〜京都間を移動する方法です。

  • 名古屋〜京都の移動手段の中では最速の移動手段で、多くの人が新幹線を利用しています。
  • 定価のきっぷを購入するのが一番普通の方法ですが、下で紹介するようなお得なきっぷを活用して、ある程度費用を抑えることも可能です。

名古屋〜京都間の新幹線きっぷ一覧

以下の表は、名古屋〜京都間の新幹線きっぷ一覧です。

  • 2023年7月時点でのデータを元にしています。
  • 定価のきっぷは、大人1名が通常期に購入するという条件での価格です。
  • 普通車指定席のきっぷは背景を、グリーン車のきっぷは背景をにしています。
  • 回数券の場合は、1枚あたりの価格を計算して表示しています。
  • Eエクスプレス予約限定のきっぷ、SスマートEX限定のきっぷであることを示しています。
  • e特急券は、定価の乗車券をプラスした場合の価格を表示しています。
名古屋〜京都間の新幹線きっぷ(普通車指定席)
きっぷ名 価格(大人・片道) 条件等
ぷらっとこだま 4,700〜5,300円 こだま限定
EX予約サービスE 5,390〜5,600円
e特急券E 5,600円 特急券のみ
定価のきっぷ(こだま・ひかり) 5,700円
スマートEXサービスS 5,500〜5,710円
定価のきっぷ(のぞみ) 5,910円
※新幹線回数券(普通車指定席用)は、2022年3月31日発売分をもって発売終了になりました。
名古屋〜京都間の新幹線きっぷ(グリーン車)
きっぷ名 価格(大人・片道) 条件等
EXこだまグリーン早特3ES 5,320円 こだま限定・3日前までに予約
ぷらっとこだま 6,200〜6,800円 こだま限定
EX予約サービスE 7,660〜7,870円
e特急券E 7,170円 特急券のみ
定価のきっぷ(こだま・ひかり) 7,870円
スマートEXサービスS 7,770〜7,980円
定価のきっぷ(のぞみ) 8,180円

なお、名古屋発着ではないので上の表には含めませんでしたが、シャトルきっぷという、大垣〜京都間の新幹線往復きっぷも存在します。

エクスプレス予約とスマートEXについて

エクスプレス予約』と『スマートEX』は、JRの新幹線インターネット予約サービスです。『スマートEX』は2017年9月30日にスタートしたサービスです。

この2つのサービスの詳細については、以下の記事をご覧ください。

 新幹線予約サービス『エクスプレス予約』『スマートEX』を徹底比較

車(高速道路)

名神高速道路(岐阜県大垣市)

名神高速道路(岐阜県大垣市)(写真:PIXTA


片道費用2,970〜3,680円
所要時間約1時間30分〜
(通常料金で名神高速道路の小牧IC〜京都東ICを移動する場合)

車(高速道路)で名古屋〜京都間を移動する方法です。

  • 一般道を利用する場合はもちろん料金はかかりませんが、ここでは一般道での移動は対象としません。
  • 名古屋〜京都間で高速道路を利用する場合、ルートはいくつかありますが、名神高速道路を利用するのが一番速くてリーズナブルです。
  • 高速道路料金には休日割引深夜割引などがあり、いずれもETC搭載が前提となる割引です。

以下の表に、小牧IC〜京都東IC間の高速道路料金を示しました。ここでは計算を簡単にするために小牧ICを利用するとしていますが、名古屋市内のインターチェンジから出発する場合は、以下の料金に加えて名古屋高速道路の料金がさらに必要です。

小牧IC〜京都東IC間の高速道路料金(2023年7月時点)
通常料金
軽自動車等 2,970円
普通車 3,680円

ちなみにタクシーで名古屋〜京都間を移動する場合、高速道路利用なしでも4万円以上かかる見積もりになります。

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まとめ

名古屋〜京都の移動手段について表にしてまとめると、以下のようになります。

名古屋〜京都間の移動手段
交通機関 費用(片道) 所要時間
高速バス 1,400〜3,770円 約2時間30分〜
鉄道(近鉄) 3,130〜5,580円 約2時間50分〜
鉄道(JR在来線) 2,310〜2,640円 約2時間40分〜2時間50分
鉄道(新幹線) 4,600〜8,180円 約55分〜1時間10分
車(高速道路) 2,970〜3,680円 約1時間30分〜
  • スピードを重視するなら、やはり新幹線です。
  • 新幹線ほどスピードを重視しない場合は、一部の区間だけ特急『しらさぎ』などの特急列車を利用する方法もあります。
  • コスト(安さ)を重視するなら、高速バス近鉄JR在来線があります。
  • 近鉄の場合は近鉄週末フリーパスや株主優待を利用したり、JR在来線の場合は青春18きっぷを利用するなど、いろいろと工夫の余地があります。
  • 車があるなら、高速道路で移動するのも選択肢の一つです。
※この記事の内容は、交通事情の変化等に対応して随時更新する予定です。

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