伊勢神宮(三重県伊勢市)への移動手段(アクセス)についてまとめました。東京発、名古屋発、大阪発と、出発地ごとにまとめています。
伊勢神宮の位置
まず伊勢神宮の位置を確認しておきましょう。地図で示すと以下の位置になります。
外宮と内宮について
伊勢神宮には、内宮(ないくう)と外宮(げくう)があります。
内宮と外宮の両方を参拝するのが正式な参拝方法ですが、時間の関係で内宮だけを参拝する方も多いです。地図でわかるように、内宮と外宮は少し離れた場所にあります。
内宮の最寄り駅は宇治山田駅または五十鈴川駅(いずれも近鉄)です。そして、外宮の最寄駅は伊勢市駅(JR東海)です。
内宮の最寄り駅から内宮までは、徒歩だと少し距離があります。宇治山田駅〜内宮間は、三重交通の路線バスに乗車するのが一般的です。
路線バスに乗車する回数が多いなら、三重交通バスが発売している「伊勢鳥羽みちくさきっぷ」という1日(2日)乗車券を利用することも可能です。
以下では、それぞれ東京方面・大阪方面・名古屋方面から出発するケースを見ていきましょう。
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東京方面から伊勢神宮へ
移動方法 | 費用 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|
新幹線のぞみ・近鉄の特急列車 | 14,380円 | 約3時間10分 | 名古屋駅で乗り換え |
新幹線のぞみ・快速みえ指定席 | 13,450円 | 約3時間10分 | 名古屋駅で乗り換え |
JR在来線 | 8,030円 | 約10時間 | 関西本線経由 |
東京方面からは様々な移動方法がありますが、名古屋まで新幹線で移動、名古屋駅で近鉄などに乗り換えるのが最も一般的です。
在来線のみで移動するのは時間がかかりすぎてあまり現実的ではないですが、青春18きっぷの発売時期は青春18きっぷを利用して格安で移動することも可能です。
東京方面から伊勢神宮周辺まで移動する方法は新幹線以外にも、高速バスや飛行機など、無数に考えられます。
東京〜名古屋の移動手段については、以下の記事をご覧ください。
なお伊勢湾フェリーなどが発売している「豊橋・鳥羽割引きっぷ」(大人2,700円)を使う方法という方法もあります。
豊橋からバスと鉄道・フェリーを乗り継いでいく形になりますが、全体の費用を少し節約できます。
大阪方面から伊勢神宮へ
移動方法 | 費用 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|
近鉄(特急列車) | 3,510円 | 約1時間50分 | 伊勢志摩ライナー |
近鉄(急行列車) | 2,170円 | 約1時間40分 | |
JR(在来線) | 3,410円 | 約4時間30分 | 関西本線経由 |
大阪方面から伊勢神宮方面へは近鉄で移動するのが一般的です。特急列車なら乗り換えは必要ありません。
JRも利用できますが、スピードでも費用でも、近鉄のほうに軍配が上がります。
近鉄が発売している以下のきっぷを利用することも可能です。カッコ内の価格は大人用の価格です。
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名古屋方面から伊勢神宮へ
移動方法 | 費用 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|
近鉄(特急列車) | 3,080円 | 約1時間20分 | 宇治山田駅まで直通 |
近鉄(急行列車) | 1,740円 | 約2時間00分 | 一部直通列車あり |
JR(快速みえ指定席) | 2,570円 | 約1時間30分 | 伊勢市駅で下車 |
JR(快速みえ自由席) | 2,040円 | 約1時間30分 | 伊勢市駅で下車 |
みえ美し国エクスプレス | 2,200円 | 約2時間05分 | 直通バス |
名古屋方面から伊勢神宮へは、近鉄か、もしくはJR(快速みえ)で移動するのが一般的です。
近鉄のほうが運転本数が多いので、利便性は近鉄のほうがやや勝ります。
なお土日の日帰りなら、JRが発売している青空フリーパス(大人2,620円)を使って安く往復することが可能です。
また、近鉄が発売している以下のきっぷを利用することも可能です
ツアーを利用する(PR)
現地までの移動に少し自信がなければ、旅行会社が販売しているツアーを利用するのも一つの方法です。
宿泊込みなら、個別にホテルやきっぷを手配するよりも安くなるケースが多いです。
伊勢神宮行きのツアーを販売している代表的な旅行会社はJTB、日本旅行などです。また、クラブツーリズムは、豊富なバスツアーに定評があります。
まとめ
伊勢神宮への移動手段について、東京・大阪・名古屋発に分けて紹介しました。
上で紹介したように、お得なきっぷなどを利用して工夫すれば、伊勢神宮まで少しでも安く移動することが可能です。
もちろんツアーを利用するほうが、安くなるケースもあるでしょう。それぞれの予算や時間などに合わせて、一番いい方法を選んでいただけたらと思います。