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大阪〜名古屋の移動手段まとめ【2023年度版】

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JR新大阪駅

JR新大阪駅

大阪〜名古屋の移動手段(公共交通機関)をまとめました。大阪→名古屋、名古屋→大阪、両方向の移動が対象です。

なお名古屋〜京都の移動手段については、別の記事で扱っています。詳しくは以下の記事をご覧ください。

 名古屋〜京都の移動手段まとめ

大阪〜名古屋間の位置

大阪〜名古屋の地図

大阪〜名古屋の地図(国土地理院「地球地図日本」データ、国土交通省「国土数値情報」鉄道データを元に、格安旅行ナビが加工・作成。2020年時点のデータを元に作成)

まず、大阪〜名古屋の位置について確認しておきましょう。大阪駅〜名古屋駅の直線距離は136.8km、JRの営業キロは190.4kmです。

大阪〜名古屋の主な移動手段

そして、大阪と名古屋を結ぶ主な移動手段には、以下のようなものがあります。

  • 高速バス
  • 鉄道(近鉄)
  • 鉄道(JR在来線)
  • 鉄道(新幹線)

それぞれの移動手段について、以下で見ていきましょう。

高速バス

名神ハイウェイバス

名神ハイウェイバス(Photo by JKT-c licensed under CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons)

片道費用1,600円〜
所要時間約3〜5時間

高速バスで大阪〜名古屋間を移動する方法です。以下の表は、大阪〜名古屋間の主な高速バス一覧です。運賃等は2023年10月調査時点での情報です。

※新型コロナウィルスの影響により、一部の高速バスが運休になっている場合もありますのでご注意ください。最新情報については、各バス会社のWebサイトをご覧ください。

大阪〜名古屋間の高速バス一覧(2023年10月調査時点)
運行会社 運賃(片道) 時間帯 座席
名神ハイウェイバス大阪線 1,600〜3,100円 4列
青春大阪ドリーム名古屋号 2,800〜3,970円 4列
名古屋特急ニュースター号 2,200〜4,000円 4列
ウィラーエクスプレス 1,600円~ 昼・夜 4列
サンシャインツアー 2,000円~ 昼・夜 3・4列
JAMJAM LINER 2,000円〜 昼・夜 3・4列
  • 高速バスは、大阪〜名古屋の移動手段の中で最もリーズナブルな移動手段です。大阪〜名古屋間は比較的距離が短いので、昼行便の運行が多いです。
  • 早割タイプの運賃がされている高速バスの場合、早めに予約をすることで、運賃が安くなります。予定が決まっている場合は、早めに予約手続きを進めるといいでしょう。

鉄道(近鉄)

近鉄特急『アーバンライナーネクスト』

近鉄特急『アーバンライナーネクスト』

片道費用2,860〜5,310円
所要時間約2時間10分 〜 3時間20分

近鉄(近畿日本鉄道)の電車で大阪〜名古屋間を移動する方法です。以下の表に、大阪難波駅〜近鉄名古屋駅間の運賃・料金(大人・片道)を車種別に示しました。

※2023年4月1日から近鉄の運賃が改定(値上げ)されました。

大阪難波〜近鉄名古屋間の運賃・料金(大人・片道)
 種類 運賃・料金
普通列車・急行列車 2,860円
特急列車(普通車) 4,790円
特急列車(デラックスカー) 5,310円
  • 名古屋〜大阪の移動手段の中で、新幹線の次のグレードに位置するのが、近鉄特急列車(アーバンライナー)です。
  • 近鉄の特急列車は新幹線の次にスピードが速いですが、新幹線よりも1時間以上時間がかかります。
  • 週末に移動する場合、『近鉄週末フリーパス』(4,400円)を利用すると、運賃が片道あたり2,200円と割安になります。近鉄週末フリーパスを利用する場合、特急料金は別に支払う必要があります。
  • 大阪〜名古屋を近鉄で移動する回数が多い方は、回数券を利用する方法もあります。『名阪ビジネス回数きっぷ』(28,600円)は、乗車券が14枚セットになった回数券(有効期間は3ヶ月)で、乗車券10枚分の価格で購入できます。なおアーバンライナーに乗車する場合は、特急券を別に購入する必要があります。
  • 近鉄の株主優待を利用して割安に移動する方法もあります。近鉄の株主優待は、金券ショップネットオークションなどで入手できます。株主優待を利用する際は、なるべく入手コストを安く抑えるのがポイントです。

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鉄道(JR在来線)

JR東海道本線の快速列車

JR東海道本線の快速列車

片道費用3,410円(大阪駅〜名古屋の片道運賃)
所要時間約2時間40分〜2時間50分

JRの在来線(普通列車・快速列車)を利用して移動する方法です。つまり、特急列車(新幹線を含む)を利用しないで移動します。

  • 大阪〜名古屋間は比較的近距離なので、在来線での移動も普通です。新幹線と比べると時間はかかりますが、快速列車の運転本数も多いです。
  • 乗継ぎの時刻やルートについては、ジョルダンの青春18きっぷ検索が便利です。
  • また時期によっては、青春18きっぷ秋の乗り放題パスなどのフリーきっぷを利用することで、リーズナブルに移動することが可能です。
  • 青春18きっぷの場合、1日あたりの価格は2,410円です。大阪駅〜名古屋駅間を1日以内に1往復すれば元が取れます。

鉄道(新幹線)

東海道新幹線と伊吹山

東海道新幹線と伊吹山(写真:PIXTA

片道費用4,280〜8,950円
所要時間約55分〜1時間10分

新幹線で、大阪〜名古屋(新大阪駅〜名古屋駅)を移動する方法です。

  • 所要時間が1時間前後と、大阪〜名古屋の移動手段の中でも最速です。スピード時間を重視される方にとって、新幹線は最適な移動手段です。
  • 定価のきっぷをそのまま購入するのが最も普通の方法ですが、お得なきっぷを購入するという方法もあります。

新大阪〜名古屋の新幹線きっぷ一覧

以下の表は、新大阪〜名古屋の新幹線きっぷ一覧です。

  • 2023年10月時点でのデータを元にしています。
  • 普通車指定席のきっぷは背景を、グリーン車のきっぷは背景をにしています。
  • Eはエクスプレス予約限定のきっぷ、SはスマートEX限定のきっぷであることを示します。
  • 特急券のみの商品である「e特急券」は、定価の乗車券をプラスした価格を表示しています。
新大阪〜名古屋間の新幹線きっぷ(普通車指定席)
きっぷ名 価格(大人・片道) 条件等
EXこだまファミリー早特3ES 4,280円 こだま限定・3日前まで・2人以上
ぷらっとこだま 5,000〜5,700円 こだま限定
EX予約サービスE 6,160〜6,370円
e特急券E 6,160〜6,370円 特急券のみ
スマートEXサービスS 6,270〜6,480円
定価のきっぷ(ひかり・こだま) 6,470円 通常期の場合
定価のきっぷ(のぞみ) 6,680円 通常期の場合
新大阪〜名古屋間の新幹線きっぷ(グリーン車)
きっぷ名 価格(大人・片道) 条件等
EXこだまグリーン早特3ES 6,090円 こだま限定・3日前まで
ぷらっとこだま 6,500〜7,000円 こだま限定
EX予約サービスE 8,430〜8,640円
e特急券E 8,430〜8,640円 特急券のみ
スマートEXサービスS 8,540〜8,750円
定価のきっぷ(ひかり・こだま) 8,740円
定価のきっぷ(のぞみ) 8,950円
最近の変更点
※『新幹線自由席用早特往復きっぷ』は、2018年9月23日で発売終了になりました。
新幹線回数券(普通車指定席用)は、2022年3月31日で発売終了になりました。
※『EXこだまファミリー早特』は、2023年9月16日から『EXこだまファミリー早特3』にリニューアルされました。
※『EXこだまグリーン早特』は、2023年9月16日から『EXこだまグリーン早特3』にリニューアルされました。

エクスプレス予約とスマートEXについて

上の表で示した『エクスプレス予約』および『スマートEX』は、JRの東海道・山陽新幹線インターネット予約サービスです。2つのサービスの詳細については、以下の記事をご覧ください。

 新幹線予約サービス『エクスプレス予約』『スマートEX』を徹底比較

※『エクスプレス予約』の姉妹サービス『プラスEX』は、2017年9月2日から『エクスプレス予約』に統合されました。

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まとめ

大阪〜名古屋の移動手段について表にしてまとめると、以下のようになります。

大阪〜名古屋間の移動手段
交通機関 費用(片道) 所要時間
高速バス 1,600円〜 約3〜5時間
鉄道(JR在来線) 3,410円 約2時間40分〜2時間50分
鉄道(近鉄) 2,860〜5,310円 約2時間10分〜3時間20分
鉄道(新幹線) 4,280〜8,950円 約55分〜1時間10分
  • 大阪〜名古屋間は比較的距離が短いので、飛行機の運航はありません。そのため鉄道高速バスがメインの移動手段です。
  • スピードを重視するなら、やはり新幹線です。新幹線の所要時間は1時間弱と、各移動手段の中で最速です。
  • 新幹線よりは少し費用を抑えたいという場合は、近鉄の特急列車(アーバンライナー)も有力な選択肢です。
  • 一番リーズナブルなのは、高速バスです。大阪〜名古屋間は高速バスの運転本数も多いです。ただし所要時間は、各移動手段の中で一番長くなります。
  • 鉄道(JR在来線)の場合、青春18きっぷなどのフリーきっぷを活用で、時期によっては格安で移動することができます。
※この記事の内容は、交通事情の変化に対応して随時更新する予定です。

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