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東京〜名古屋の移動手段まとめ【2023年度版】

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ナゴヤドーム

バンテリンドーム ナゴヤ(ナゴヤドーム前矢田駅から徒歩約5分)(写真:PIXTA

東京〜名古屋の移動手段(公共交通機関)をまとめました。東京から名古屋、名古屋から東京、両方向からの移動が対象です。

東京〜名古屋の距離

東京〜名古屋の地図

東京〜名古屋の地図(国土地理院「地球地図日本」データ、国土交通省「国土数値情報」鉄道データを元に、格安旅行ナビが加工・作成。2020年時点のデータを元に作成)

まず、東京〜名古屋の距離を確認しておきましょう。東京駅〜名古屋駅間の直線距離は267.8km、新幹線の営業キロは366.0kmです。

東京〜名古屋の主な移動手段

そして、東京と名古屋を結ぶ主な移動手段には、主に以下のようなものがあります。

  • 高速バス
  • 鉄道(在来線)
  • 鉄道(新幹線)
  • 飛行機

それぞれの移動手段について、以下で詳しく見ていきましょう。

高速バス

名鉄バス

名鉄バス

片道費用1,660円〜
所要時間約4時間30分〜9時間

高速バスで東京〜名古屋間を移動する方法です。東京〜名古屋間では、数多くの高速バスが運転されています。

  • 座席タイプは3列シート・4列シート、時間帯は昼行・夜行と、種類も多いのも特徴です。東京〜名古屋間は会社間の競争が激しいので、運賃の下限については、あまり顕著な差は見られません。
  • 3列シートと4列シートでは、3列シートのほうが座席間隔がゆったりしている分、4列シートより運賃がやや高く設定されています。

東京〜名古屋間の主な高速バス

以下の表は、東京〜名古屋間の主な高速バス一覧です。東京〜名古屋間は運転されている高速バスの数が多く、すべての高速バスを網羅していませんのでご了承ください。運賃等は、2023年10月調査時点での情報です。

東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランド・東京ディズニーシー)にも停車する高速バスには、Dマークをつけました。

※新型コロナウィルスの影響により、一部の高速バスが運休になっている場合もありますのでご注意ください。最新情報については、各バス会社のWebサイトをご覧ください。
東京〜名古屋間の主な高速バス(2023年10月調査時点)
バス・運行会社 料金 時間帯 座席
東名ハイウェイバス 2,400〜6,140円 3・4列
中央ライナーなごや号 2,400〜5,500円 3・4列
ドリームなごや号D 2,700〜10,500円 3・4列
名古屋〜新宿線
(名鉄バス・京王バス東)
  4,000~8,000円 昼・夜 4列
ファンタジアなごや号D
(京成バス・JR東海バス)
4,300〜8,050円 3列
東名特急ニュースター号
(東京バス・名古屋バス)
2,500〜6,000円 4列
ウィラーエクスプレスD 2,900円〜 昼・夜 3・4列
あおぞらライナー 2,400円〜 3列
さくら高速バス 1,660円〜 4列
キラキラ号 2,400円〜 昼・夜 4列
サンシャインツアーD 2,200円〜 3・4列
アミー号 運休中 4列
VIPライナーD 2,400円〜 昼・夜 3・4列
ミルキーウェイエクスプレス 2,200円〜 3・4列
オリオンバスD 2,000円〜 4列
JAMJAM LINERD 2,200円〜 昼・夜 3・4列
グレースライナー 2,400円〜 4列
杉崎高速バス 2,000円〜 4列
※2021年1月31日から、「ドリームとよた号」と「青春ドリームなごや号」は「ドリームなごや号」に統一されました。

高速バスを一括検索(PR)

楽天トラベル(高速バス予約)で、東京〜名古屋間の高速バスを一括検索することもできます。楽天トラベルは、カバーしている高速バス会社が多いのが特徴です。

鉄道(在来線)

東海道本線の列車

東海道本線の快速列車

片道費用6,380円(東京駅〜名古屋駅間の大人片道運賃)
所要時間約6〜7時間

JRの在来線で移動する方法です。つまり新幹線を利用せずに、普通列車快速列車のみで移動するという意味です。

  • 在来線による移動は、費用を少しでも抑えたい場合に使える方法です。ただし乗継ぎを何回か繰り返す必要があり、所要時間は長くなります。
  • 乗継ぎのルートや列車の時刻について調べるには、ジョルダンの青春18きっぷ検索が便利です。
  • 在来線で移動する場合、時期によっては、以下の項目で紹介する青春18きっぷのようなフリーきっぷを活用することができます。

青春18きっぷ等を活用する

在来線で移動する場合、時期によっては青春18きっぷなどのフリーきっぷを活用することができます。青春18きっぷの場合、1日あたり数千円と格安で移動することも可能です。

以下は、東京〜名古屋間で利用できるフリーきっぷです。いずれも発売・利用期間は限定です。詳しいきっぷのルール等については、リンク先をご覧ください。

東京〜名古屋間で利用できるフリーきっぷ
きっぷの種類 価格 発売・利用期間 有効期間
青春18きっぷ 12,050円 春・夏・冬 1日間(5回分)
秋の乗り放題パス 7,850円 3日間

JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ

土日祝日に東京(関東地方)〜名古屋を在来線で往復する場合、『JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ』を利用するという方法もあります。

『JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ』は、JR東海が2016年7月29日から発売している土日祝日利用限定のフリーきっぷです。特急列車(新幹線を含む)にも料金を追加で支払えば乗車できます。

関東地方側から出発する場合、出発駅はJR東海エリア内にある熱海駅国府津駅になります。

きっぷの価格が8,620円(大人)なので、運賃が片道4,310円以上の区間を往復するなら、このきっぷを利用するほうが安いです。例えば熱海駅〜名古屋駅を往復する場合、片道運賃が4,840円なので、1回の往復で元が取れます。

『JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ』についてさらに詳しくは、以下の記事をご覧ください。

 JR東海が『JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ』を新発売!

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鉄道(新幹線)

富士山と新幹線

東海道新幹線と富士山

片道費用8,050〜14,960円
所要時間約1時間40分

新幹線(東海道新幹線)で、東京〜名古屋間を移動する方法です。

  • 新幹線は、東京〜名古屋の移動手段の中でも、まず第一に選択肢として考える移動手段です。
  • スピード』と『定時性』を重視する方にとって、最適な移動手段です。
  • 新幹線のきっぷは、駅の『みどりの窓口』や券売機などで定価で購入するのが一番普通の方法ですが、以下で紹介するようなおトクなきっぷを購入することで、ある程度費用を抑えることも可能です。

東京〜名古屋の新幹線きっぷ一覧

以下の表は、東京〜名古屋間の新幹線きっぷ一覧(普通車指定席・グリーン車)です。

  • 運賃等は2023年10月時点でのデータを元にしています。
  • Eエクスプレス予約限定のきっぷ、SスマートEX限定のきっぷであることを示します。
  • 特急券のみの商品「e特急券」は、定価の乗車券をプラスした価格を表示しています。
東京〜名古屋の新幹線きっぷ(普通車指定席)
きっぷ 価格(片道) 条件等
EXこだまファミリー早特3ES 8,050円 こだま限定・3日前まで・2人以上
ぷらっとこだま 8,600〜10,000円 こだま限定
EX早特28ワイドES 9,700円 28日前まで
EX早特21ワイドES 9,800円 21日前まで
EXのぞみファミリー早特3ES 9,950円 3日前まで・2人以上・土休日限定
EX予約サービスE 10,670〜10,880円
e特急券E 10,670〜10,880円 特急券のみ
スマートEXサービスS 10,890〜11,100円
定価のきっぷ(ひかり・こだま) 11,090円 通常期の場合
定価のきっぷ(のぞみ) 11,300円 通常期の場合
東京〜名古屋の新幹線きっぷ(グリーン車)
きっぷ 価格(片道) 条件等
EXこだまグリーン早特3ES 9,170円 3日前まで
ぷらっとこだま 9,600〜10,800円 こだま限定
EXのぞみファミリー早特3ES 12,050円 3日前まで・2人以上・土休日限定
EXグリーン早特3ワイドES 13,050円 3日前まで
EX予約サービスE 14,330〜14,540円
e特急券E 14,330〜14,540円 特急券のみ
スマートEXサービスS 14,550〜14,760円
定価のきっぷ(ひかり・こだま) 14,750円 通常期の場合
定価のきっぷ(のぞみ) 14,960円 通常期の場合
発売終了になったきっぷ
※『東京ディズニーリゾート往復きっぷ』は、発売終了になりました。
※新幹線回数券(普通車指定席用・グリーン車用)は、2022年3月31日で発売終了になりました。
※『EX早特21』『EXグリーン早特ワイド』が2022年6月24日で発売終了になり、『EX早特ワイド21』『EXグリーン早特ワイド』が2022年6月25日から発売開始になりました。
※『EXこだまファミリー早特』『EXのぞみファミリー早特』『EXグリーン早特ワイド』が2023年9月15日で発売終了になり、『EXこだまファミリー早特3』『EXのぞみファミリー早特3』『EXグリーン早特3ワイド』2023年9月16日からが発売開始になりました。
※『EX早特ワイド28』が2023年9月30日から発売開始になりました。

エクスプレス予約とスマートEXについて

上の表で示した『エクスプレス予約』および『スマートEX』は、JRが運営する東海道・山陽新幹線のインターネット予約サービスです。この2つのサービスの内容については、以下の記事で詳細に比較しています。

 新幹線予約サービス『エクスプレス予約』『スマートEX』を徹底比較

宿泊の予定がある場合(PR)

新幹線で東京〜名古屋を往復し、かつホテル等に宿泊の予定がある場合は、新幹線のチケットとホテル宿泊がセットになったパッケージツアーを利用する方法があります。新幹線とホテルを個別に手配するより、全体の費用が安くなるケースが多いです。

日本旅行が発売しているJR・新幹線+宿泊セットプランでは、東京〜名古屋の場合、往復の新幹線とホテル1泊がセットで1万円台からあります。

セットプランは2名以上という条件が付いているプランが多いのですが、1名から利用できるプランもあります。1名から利用できるプランは、『1名様申込OK』というラベルがついています。

【日本旅行】JR・新幹線+宿泊セットプラン

飛行機

中部国際空港

中部国際空港(セントレア空港)(写真:PIXTA

片道費用8,400〜35,890円
所要時間約1時間 〜 1時間10分

飛行機で、東京〜名古屋間を移動する方法です。

以下の表は、東京〜名古屋間の運航路線一覧です。運賃や便数は、2023年10月調査時点での情報です。

東京〜名古屋間の運航路線(2023年10月調査時点)
航空会社 路線 運賃
ANA 羽田〜中部 8,510〜35,810円
成田〜中部 8,590〜35,890円
JAL 羽田〜中部 8,400〜27,430円
成田〜中部 8,480〜27,510円
  • ANAJALが、羽田〜中部線、成田〜中部線をそれぞれ運航しています。新幹線と競合していることもあり、運航本数はあまり多くありません。
  • 普通運賃は基本的に割高ですが、「早割」タイプの割引運賃を利用することで費用をある程度安くすることが可能です。
  • 「早割」タイプの割引運賃は「55日前」までなど、所定の期限までに予約が必要です。ANAの場合は『ANA SUPER VALUE』など、JALの場合は『スーパー先得』『先得』などが早割タイプの運賃です。予定が決まっている場合は、早めに予約手続を進めるといいでしょう。

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まとめ

東京〜名古屋の移動手段を表にしてまとめると、以下のようになります。

東京〜名古屋の移動手段
交通機関 費用(片道) 所要時間
高速バス 1,660円〜 約4時間30分〜9時間
鉄道(在来線) 6,380円 約6〜7時間
鉄道(新幹線) 8,050〜14,960円 約1時間40分
飛行機 6,300〜32,610円 約1時間〜1時間10分
  • 東京〜名古屋間のメインの移動手段は、なんといっても新幹線です。東京〜名古屋間は新幹線にとってドル箱路線で、スピード的にも飛行機と大きな差はありません。
  • 通常の新幹線きっぷは基本的に割高ですが、『ぷらっとこだま』などの割引きっぷを活用することで、ある程度は費用を抑えることは可能です。
  • 在来線での移動は時間がかかりますが、青春18きっぷの利用期間中は、格安で移動することも可能です。
  • 新幹線に対抗するのが飛行機です。飛行機の普通運賃は割高ですが、早めの予約・購入で運賃が安くなる『早割』タイプの運賃を利用することもできます。
  • 最もリーズナブルな移動手段が、高速バスです。東京〜名古屋間は、高速バス会社間の競争がかなり激しい区間です。昼行・夜行、3列・4列などタイプも多岐にわたっているので、予算や用途に合わせて選ぶといいでしょう。
※この記事の内容は、交通事情の変化に対応して随時更新していく予定です。

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